えんじゅ:202号


高2 花見川ウォーキング


2年  竹多
        




   高二学年は、五月二日に花見 川ウォーキング (一七キロメー トル)を行いました。当日朝は 雨模様で、心配されましたが、 歩き始めると、嘘のように晴れ 始め、よい、ウォーキング日和 となりました。  体の疲れとともに、得られた ものは何であったのか、一生徒 の感想を紹介し、その報告とい たします。



花見川ウォーキングをして

2年  竹多



 「五月にウォーキングをします。」 そう学年主任の先生 から聞いた時、私は驚いた。もう高2だしレク等する年代でな いし…なぜそんなことをするのかと思った。しかしよく考えて みると確かに高2になると展開授業等の影響でクラスのなかの 交流が少なくなっていた。だからいいのかなあと思いながら当 日を迎えた。私は正直楽しみだった。なにせ中学入学以来、 このようなイベントは初めてだったからだ。そしてクラスご とに歩き出す。花見川サイクリングロードに出るまでは道がよ くわからず、少々不安だったが順調に進んでいった。歩いてい て、色々なことを話した。次第に、男子も女子もお互い話すよ うになってきた。いい雰囲気で花鳥公園に到着し、集合時間の 話をしている時、何時がいい?等と皆気軽に話した。大したこ とではないのだが、今まで経験したよりもっと近くコミュニ ケーションがとれたと感じた。私たちが目的地の八千代総合運 動公園についてからしばらくして「レクを終え今花鳥公園を出 ました」と連絡が入ったクラスもあり、そのクラスの友人から 後で話を聞くと、担任の先生も交えて遊んだそうでとても楽し そうだった。
 また、コミュニケーションだけではなく、自然も感じとるこ とができた。私の中での花見川は、決してきれいな川というイ メージではなかった。しかし花鳥公園をすぎたあたりから、流 れもきれいで小鳥のさえずりも聞こえ、意外に思いまた心地よ く感じた。
 このウォーキングは私たちにとって様々な影響を与えた。最 初意義を疑問に思っていた私だが最後は意外なことに、「ウォー キングをしてとてもよかった」と思っている。

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平成19年(2007)6月30日改訂