えんじゅ:301号  


 

 

第 35 期 入学式
〜新しい生活の始まり〜


 四月七日、本校第三十五回目の入学式が、中学校と高校と合同で挙行され、中学校二百九十七名、高校七十一名の新しい仲間を迎えることができました。  当日は、あいにくの雨天でしたが、幸いその雨も式の終了する頃には上がり、ちょうど満開を迎えた桜の前で記念写真を撮ることもできました。新入生たちは、桜の花が風に舞う頃には、早くも新しい生活に慣れて、意欲あふれる毎日を送っています。
 

祝 入学
副校長 田村 聡明


 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。入学式当日は雨模様となりましたが、記念撮影は奇跡的に太陽が出、満開の桜とともに行うことが出来ました。新入生の皆さんと晴れやかに学園生活をスタート出来ることを大変嬉しく思います。皆さんが送るここ渋谷幕張での生活は、無限の可能性を秘めています。自分の可能性を自分で広げ、夢を現実のものとすべく、自ら積極的にチャレンジしてみてください。グローバルな世界で生きる人々には諦めずに何度でも挑戦し続ける姿勢が求められます。人生を意識し、色々な経験、様々な友達の輪を持って、主体的に生きる人間としての礎を築いてもらいたいと思います。高き志と目標を掲げ、思う存分楽しみ充実した学校生活になることを願っています。
 

確かな基盤を築こう
副校長 松井


 ご入学おめでとう。新しい学校生活が始まって、およそニヶ月、元気で過ごせましたか。戸惑う事は無かったでしょうか。  さて、この、中高時代は、自分の可能性を探り、それを磨き、将来の自分を思い描く過程にあたります。中学生は、より多くの友人から多くの意見を聞き、見方や考え方を柔軟にする一方、知力や体力などを鍛え、将来の自立の準備をする時期です。高校生は、中学で身に付けた事がらの実地テストです。学力は?体力は?食べ物は?質量ともに、将来の自分の基礎として十分かどうかを見極める時期になります。授業や部活動、友達、学校行事などに積極的に参加して、実践力や創造力なども鍛えて、豊かな学校生活とともに、将来の自分の確かな基盤を築いて下さい。頑張れ。
 

夢への挑戦
中学一学年主任 後藤


 満開の桜の木の下で記念写真の撮影をしてから早くも二か月以上が過ぎました。  中学三十二期生は多くの個性が集まりました。誰一人として同じものはありません。この出会いを大切にし、仲間の長所を少しでも多く見つけてください。こうしてつくられる六年間の絆はかけがえのないものになると思います。お互いを尊重するとともに思いやりの気持ちを持って接してください。  また、学校生活を送るにあたり積極的に自分の可能性を広げるよう努力することをのぞみます。がんばればできることを積み重ねていかなければ、遠くの目標は近づいてきません。最初は結果が出なくても、小さな努力を大切にできる人が最後には夢や目標を達成できると思います。自分への挑戦に期待しています。
 

夏は活動期
高校一学年主任 久保田


 新入学おめでとうございます。入学後二ヵ月が過ぎ、学校生活のリズムも掴めたことでしょう。高校一年生は慣れない中で多くの行事に取り組まねばなりません。大変だと思うときには仲間と協力し、取り組むことで上手に参加する方法も見つかることでしょう。うまく取り組んでいる仲間を見習うことも自分らしさに気づく一つの方法かもしれません。「人は人の中に居てこそ人となる。」といわれます。自分らしさを発揮するために友人と共に楽しい学校生活を過ごしていきましょう。  夏は活発に活動できる季節ですが、気分が熱くなりやすい時期でもあります。「クールに格好良く。」を心して冷静に、そして活発に活動しましょう。