○数学「夏休み×有明=発見」 お台場にあるリスーピアと日本科学未来館に一四一名が集い、それぞれを見学しました。ガイドさんからは、案内終了後に受けた質問のレベルが高いと褒めていただきました。 ○文学歴史散歩(巡検) 一日がかりで深川江戸資料館、清澄庭園、江戸東京博物館、浜離宮恩賜庭園などを一五二名が巡りました。清澄庭園では庭園を見ながら深川めし(希望者)を味わい、両国から浜離宮までは水上バスで隅田川を下りました。〝江戸〟という時代を体感できたと思います。 ○理科A「千葉市動物公園(巡検)」 千葉市動物公園に六十五名で巡検に行きました。石田戢園長から霊長類の進化などについて講演をうかがいました。千葉市動物公園はゴリラを筆頭に霊長類の展示が多いので、講演後の自由散策がより実りのあるものになりました。 |
中学二年生の社会科・国語科巡検では七月二十六・二十七日、日本の近代に関わる地を訪れました。 ○社会「国際都市 横浜!」 横浜の今に触れながら、歴史をたどる巡検でした。あいにくの雨模様のなか、横浜ランドマークタワーからスタート。みなとみらい線で移動し横浜開港記念館、シルク博物館を見学。お昼は中華街を散策しながら、本格中華を堪能しました。午後はリニューアルされたニュースパークで取材体験をしてオリジナルの新聞を作成しました。 ○国語「近代文学散歩」 明治の文豪ゆかりの上野周辺を歩きました。根岸の子規庵で子規を感じ、千駄木の森鷗外記念館ではじっくりと鷗外と対峙。午後は夏目漱石旧居跡を経て東京大学に移動。落ち着いた雰囲気の構内を散歩してから安田講堂前の学食でランチ。食後三四郎池で水切り遊びをしたり、のんびりと思索にふけったりして文学に親しんだ一日を終えました。 |
○国語 能狂言鑑賞・三鷹巡見 七月三十日、国立能楽堂にて狂言『靭猿』能『鵜羽』を鑑賞。参加生徒三十三名、初体験の生徒も多く、伝統文化に触れるよい機会となりました。 八月二十四日、太宰治の足跡を訪ねて三鷹界隈を歩きました。地元のボランティアガイドさんに案内され、三十二名が三コースに分かれての巡見。禅林寺には鷗外の墓もあり、当日の暑さが死の静寂を強調していました。 ○理科巡検 理化学研究所(横浜・筑波) 横浜理研(NMR核磁気共鳴装置、統合生命医学研究センター、環境資源科学研究センター)最新設備が間近に見られ、研究者から詳細な説明が。筑波では「マウス・クリニック」の講義。緊張が見られたましが、徐々に応答が活発化しました。 ○理数巡検 日本マイクロソフト社&上野国立科学博物館 暑い日でしたが、全員が集合し、午前はMS社の見学。渋幕OBの平野社長のご配慮からか、最上階のVIP用特別会議室 (TVドラマ「下町ロケット」帝国重工ロケ地)に案内され、説明後、実際の遠隔操作テレビ会議室を体感しました。MS社の目指す最新技術に生徒も驚嘆、熱心に質問していました。 午後は上野に移動し、科学博物館を約二時間、各自興味あるテーマを絞り込んで自由見学しました。 ○公民巡見Ⅰ~Ⅳ 「日本の政治経済を知る」と題し、東京地裁での裁判傍聴を共通メニューとして、毎日新聞社・首相官邸・防衛省市ヶ谷記念館・国会議事堂と、四回の巡見を行いました。特筆すべきは首相官邸の見学が実現したこと。政治の現場、また、歴史的事件があった「その場」に立つ興奮を味わうことができました。 |
スーパーグローバルハイスクールのプログラムも来年度で五年間のプログラムが終了する。来年度はプログラムの集大成として、渋谷教育学園が主催するWATER IS LIFE(2014年にシンガポール、2016年オランダにて開催された高校生による「水」に関連する諸問題をグローバルな視点からセッションを行う会議)プロジェクトを日本で開催する企画が進んでおり、五大陸を含む世界の様々な地域からの参加が予定されている。校内でもファシリテーター講座など、その準備に向けた活動が進行中であり、その前段として昨年も実施し好評を得ていた国際ミニフォーラムを今年度も実施する。修学旅行で交流している北京十一学校の生徒を迎え、日本にあるインターナショナルスクールの生徒を交えたフォーラムとなる予定で、ミニフォーラムを通して有意義な交流が行われることを願っている。 最近の国際情勢は、不幸なことであるが、何かと東アジアに注目が集まる。平和的に解決していくために、緊張関係を煽るようなことは避け、何とか話し合いによる解決がなされることを期待したい。 |