えんじゅ:303号  


 

 

全国中学・高校ディベート選手権


 「第二十二回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)」が八月五~七日に立教大学で行われ、本校ディベート部が中学校の部で二十一年ぶり二回目の優勝、高校の部では三位に入賞した。  中学校の部の論題は「日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。是か非か」。本校チームは予選リーグで連勝し、決勝トーナメントも高浜市立高浜中(愛知)、品川区立日野学園(東京)、東海中(愛知)に相次いで勝利した。決勝戦ではいわき市立中央台北中(福島)と対戦。否定側の立場から「コンビニは二十四時間営業で便利なイメージを形成し、顧客を獲得している。イメージが薄れると、スーパーに顧客を奪われる」などと訴え、審判五人の判定で四-一で勝利した。また、決勝戦の最優秀選手に贈られるベストディベーターに佐々木善功君が選ばれたほか、全試合のコミュニケーション点の平均点が最も高いチームとしてベストコミュニケーション賞を受賞した。  高校の部の論題は「日本は企業に対する正社員の解雇規制を緩和すべきである。是か非か」。予選リーグで三連勝し、決勝トーナメントにも滋賀県立膳所高、創価高(東京)に連勝したが、準決勝で筑波大学附属駒場高(東京)に一-四で敗れた。  本校は第一回大会の中学校の部で優勝、第六回大会の高校の部に三位入賞していて、今回は中高とも過去最高の成績を収めた。
中学校の部
 優勝
 ベストコミュニケーション賞
  水嶋 加藤
  佐々木
 ベストディベーター賞
  佐々木

高校の部
 三位
  金井 藤本
  沢田 本田
  上田
 

高三 本橋君
「日本生物学オリンピック」
金賞受賞


 今夏、高校三年生H組の本橋悠君が右記の賞を受賞しました。栄誉を讃え、以下に本人直筆の文章を掲載いたします。  夏休みに生物学オリンピック本選が開催され、筆記形式の予選を勝ち抜いた八〇名が全国から集結しました。三泊四日にわたり、分子系統樹の作成やコオロギの解剖などの実験試験が行われました。他の科学オリンピック等でも活躍している多くの高校生との交流や、研究施設の見学などの貴重な経験もできました。高二以下で優秀な成績を収めると国際大会の日本代表候補に選ばれるので、後輩の皆さんには積極的にチャレンジしてほしいです。
 

ワールド・スカラズ・カップ総合三位
  ライティング部門第一位


 アテネ大会受賞メンバーにインタヴューしました。
 WSCとは ── 諸岡
 世界五十カ国以上の国から約二万人の中高生が参加し、英語で総合的な教養を競います。自然・人文・芸術など六教科を、ディベート・エッセイ・ペーパーテスト・クイズの四種目で闘うものです。
 闘い終えて ── 今西
 英語力の向上や日本で学べないことを勉強できるのはもちろん、それ以上に、世界中の国々の学生達と出会えたことが、私には一番の喜びでした。短期間でしたが、様々な国の言葉が飛び交う環境に身を置くことは、貴重な体験になりました。
 

高校生徒会役員決定


 七月の高校生徒会選挙の結果に基づき、過日、高校生徒会の役員認証式が行われ、生徒会本部の活動がスタートしました。  新しい役員は左記の通りです。
 会  長 大竹
 副会長 上村
 副会長 熊田
 書  記 大野
 書  記 久世
 会  計 原田
 会  計 橋本
 会計監査 弦本
 会計監査 杉山