えんじゅ:304号  


 

 

ニュージーランド生来日
九月十八日~九月三十日


 九月十八日(月)ニュージーランド(NZ)のワイカト地区より男子二〇名、女子三五名の生徒と引率教員八名が来幕した。例年のホームステイプログラムによるものだが、燃料トラブルによって到着が三時間遅れホスト生と対面したのは午後九時を過ぎていた。  二一日(木)にウェルカムセレモニーが、三〇日(土)にはフェアウェルセレモニーが行われた。両式典には中三生有志が積極的に運営に携わり、司会、通訳、誘導などを務めた。二一日には中学生徒会長が、三〇日には同副会長が日英語両方でスピーチを行った。両名とも一般生であるが、普段の練習の成果を発揮した。また空手道部や剣道部は、普段の姿とは異なる凛々しい演武を見せた。  同三〇日のサヨナラパーティでは吹奏楽部中三生有志の演奏、ダンス部・ドリル部有志のダンスが披露された。またホスト生たちが「恋ダンス」で会場全体を巻き込み、場を盛り上げた。全体写真撮影後の別れの場面では双方の生徒に涙を流す者が見られた。その様子を見て受け入れ担当教員の一人は「苦労も多かったがこのプログラムをやってよかった」と語った。  このプログラムには、ホスト生のご家族および、保護者有志のボランティア団体SIESより多大なる協力があった。記して謝意としたい。   (遠藤)
 

シンガポール ラッフルズ・インスティテューション生来日


 九月十一日から十六日までの一週間、シンガポールのラッフルズ・インスティテューション(RI)生徒七名が来校した。  このプログラムは渋谷教育学園とRIの相互交流プログラムとして毎年行っているもので、この三月にシンガポール研修に参加した生徒を中心にホストとして彼らの受け入れを行った。  RI生は積極的に日本の文化や生活の様子を学ぼうという意欲が旺盛であり、またシンガポールの文化や歴史を本校生徒に教えてくれた。通常の授業体験のほかに茶道・美術の体験もし、楽しい一週間を過ごした。ホストの生徒も、彼らと身近に接する中、普段とは異なる視点で物事を考えたり学校生活を送ったりすることができた。
 

卒業生医師による保健教室


 十月五日・六日、高校一年生を対象に卒業生医師による保健教室が実施されました。本年度は安房地域医療センターから十六期生濱井彩乃先生、松戸市立病院から十四期生小孝介先生、徳島大学から十六期生河南真吾先生、亀田ファミリークリニック館山から二十二期生宮本侑達先生、また助産師の関佳代さんをお招きしました。  内容は「予防接種」・「家族計画、妊娠」・「ストレスの対処」がテーマでした。今回は、事前調査をwebアンケートで実施するなど新しい試みもあり渋幕生の現状に即した興味深い授業だったと思います。  日々忙しい中、準備に時間を費やし生徒に寄り添った授業を実施してくれた先輩方に感謝致します。
 

SGHミニフォーラム
~生徒の底力を実感~


 北京十一学校、ブリティッシュスクール、渋谷高校から生徒を招待し英語によるミニフォーラムを九月三十日に行いました。全体会で四校によるプレゼンテーション、テーマ別の分科会、まとめの全体会という構成でした。一年生はファシリテーター養成、英語でファシリ等の講座を経て様々な場面で活躍、二年生はフォーラムに関わる運営および下級生のサポート全般を献身的に行ってくれました。  一年生は貴重な経験と学びの多い、二年生は会の運営に必要なことを学ぶよい機会となりました。どの場面をとっても生徒の底力を垣間見られた会議でした。           (小河)