43期 中学2年生 東北研修
10月11日(水)12日(木)13日(金)
3日間とも晴天に恵まれ、テーマである「震災学習」と共に、東北の歴史、自然、街並みを思う存分感じました。
☆ 研修の目的
(1) 班別研修の計画を主体的に行うことで自主性や協調性を養い、自調自考の力を伸ばす。
(2) 集団生活や公共の場でのルールやマナーを遵守し、正しい倫理感を育てる。
(3) 東日本大震災の被災地を訪れて理解を深めることで、国際人としての資質を養う。
☆ 事前準備
6月に第1回学年集会を行い、研修の大まかな流れと、「震災学習」をテーマとして訪れる地について学び、3地区からの選択と班分けを行いました、また、夏休みを利用して、東北大震災の被害と復興について、文献調査を行いました。
2学期に入ると、行程表の作成、生活ルール・マナーの検討と、研修委員を中心に、皆で協力し合って準備を進めました。またホテルの部屋や新幹線の席決めも生徒達にとっては大きな関心事でした。
前日は中1、高1と共に結団式を行いました。有意義な研修を行う決意を研修委員長が表明し、皆で気持ちをひとつにしました。続いて学年集会では、委員長、副委員長、研修担当の先生方からお話がありました。



☆ 研修当日
10月11日(水)
東京駅に集合した生徒たちは、大宮駅から乗り込むメンバーとまもなく合流し、仙台駅、一ノ関駅(平泉)、盛岡駅に向かいました。班ごとの行程表に従い、東北の街並みや歴史、文化、産業、自然を肌で感じると共に、「食」も楽しみました。



10月12日(木)
3コースに分かれて震災学習を行いました。気仙沼コースでは「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(宮城県気仙沼向洋⾼校旧校舎)」、南三陸コースでは「大川小学校」、陸前高田コースでは「気仙中学校」等の震災遺構で、建物の傷やがれきを目の当たりにし、現地の方の話を聞いて、被害の大きさと日ごろからの訓練や備えの重要性を、涙を浮かべながら見入り、聞き入りました。







10月13日(金)
研修の最終日は、平泉、松島海岸、仙台、塩竃に分かれて、1日目と同じく班別行動を行いました。
その後、クラス全員が集合し、仙台駅から帰路につきました。新幹線では、疲れた表情の生徒もいましたが、元気いっぱいの笑顔があふれていました。




☆ 事後学習
鎌倉研修で作成した「壁新聞」を一歩進めて「ポスター」を作成し、授業公開日にポスターセッションでの発表会を行う予定です。
さらに、英語と表現の授業では、『俳句をよむ』(英語の授業では英語の俳句)が課題として出されています。
また、生徒一人ひとりが東北研修の振り返りに取り組み、研修委員がまとめる予定です。
