教育目標の一つである「国際人としての資質を養う」ため、海外の学校との連携や国際的なイベントへの参加などの取り組みを積極的に行っています。

Water is Life

Water is Lifeは、世界各国のトップ高校の代表生徒が一堂に会し水問題についての議論を深める国際会議です。2014年に第1回がRaffles Institution(シンガポール)の主催で開催され、以降2年ごとに開催されています、2016年はMaurick College(オランダ)が主催し、2018年は渋谷教育学園が幕張校と渋谷校のSGH活動5年の集大成として両校で共催しました。今回は世界5大陸代表の18ヶ国から高校生約140名、引率教員約50名が集い、自国の水問題に結び付け、科学的・政治学的・経済学的、または学術的視点から水に関する研究活動についての論文を作成し発表しあいました。研究のテーマは、科学技術・生物多様性・教育・地域・管理行政(政策)の5つの中から選んだものです。各国代表の高校生たちの研究発表テーマと発表内容は世界の高校生たちの水準の高さと深さを実感させてくれるもので、素晴らしい交流の機会となりました。国際公用語である英語のみを使用しての会議でしたが、幕張高校の代表生徒はトヨタ賞現地現物部門賞とサントリー賞第1位を受賞しました。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)

SGHとは、将来国際的に活躍できるグローバル・リーダーを高校段階から育成することを目的に文部科学省によって企画された新しい事業です。2014年度に全国で56校が指定され、本校もその1校として指定されました。本校は「多角的アプローチによる交渉力育成プロジェクト」をテーマに、”Win-Win”の妥協点に至る交渉力(問題解決において双方が共に利益を得ることができるような交渉をする力)を育成することを研究目的とした取り組みを行っています。2018年はその最終年度となり、その集大成として渋谷校との共催でWater Is Lifeを開催しました。世界の国々から高校生が集まり、水問題についての討議やワークショップなどが開かれました。

模擬国連

模擬国連とは参加者が一国の大使となって、実際の国連など国際機関などで行われている会議と同じように議論や交渉、決議を採択することにより、現代の世界における様々な課題について学ぶことを目的とした活動です。
本校は毎年全日本高校模擬国連大会で優秀な成績を収めており、ニューヨークの国連本部で行われる高校模擬国連国際大会(Global Classrooms International High SchoolModel United Nations)へ日本代表団6校6チームの一員として、過去12回の大会中8回派遣されています(2018年末現在)。
2014年は世界各国の参加者の中から日本初となる最優秀賞を獲得したほか、2010年、2012年、2017年には優秀賞を受賞しています。

ハーバード・プライズ・ブック

1910年に始まったハーバード・プライズ・ブックは、ハーバード大学卒業生会であるハーバードクラブが選んだ、高等学校の成績優秀者に贈る賞です。アメリカでは、特にリーディング・クラスで優秀な成績を収めた11、12年生に贈られます。本校もハーバード・プライズ・ブックの推薦対象校になっており、毎年修了式の場で高校2年生の1名がハーバードクラブの方より、表彰を受けています。

Harvard Prize Book

Established in 1910, the Harvard Prize Book program awards prizes to high-school students of excellent academic achievement and character, as selected by Harvard’s alumni association, the Harvard Club. Makuhari Junior and Senior High School is one of the program’s recommended schools, and, as such, one student in the second year of senior high school is selected to receive the Harvard Prize Book at each year’s closing ceremony.

中国修学旅行

国際教育の集大成として、高校2年生の修学旅行は中国へ行きます。北京と西安を回り、中国の歴史や文化遺産の宝庫の素晴らしさを満喫するほか、北京では現地の姉妹校などを訪問し、学校間交流を行っています。

科学の甲子園、サイエンス・オリンピアド

2015年3月の「第4回 科学の甲子園全国大会」に本校生徒8名のチームは、千葉県代表として出場し、筆記競技、実技競技、総合競技の得点を加算した総合成績で優勝しました。今回は過去最多の618校、7,650人が各都道府県の予選に臨み、代表47チームが全国大会に参加しました。5月には全米各州の代表チームが集った「サイエンス・オリンピアド2015(2015 Science Olympiad National Tournament)」に、Global AmbassadorTeamとして4つの競技に特別参加し、特別賞を受賞するとともに、Bungee Drop分野において日本代表初となる5位入賞を果たしました。

ユネスコ・スクール

本校はユネスコ・スクールに参加しています。ユネスコ・スクールは、1953年、ASPnet(Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、その調整を図る共同体として発足しました。

UNESCO Associated School

Makuhari Junior and Senior High School is a UNESCO Associated School.
The UNESCO Associated School program was launched in 1953, as ASPnet.
This collaborative body conducts and coordinates comparative research on experimental programs to teach international understanding, putting the principles of the UNESCO Charter to work in classrooms worldwide.

ユネスコスクール