【平成29年度】
三月十七日から二十六日までの十日間、本校八名と渋谷高七名の、合わせて十五名の生徒がシンガポール研修に参加した。 この研修の特徴はホームステイをしながらのラッフルズインスティテューションとの交流と巡検である。特に授業体験では、参加生徒はそのレベルの高さを実感しただけでなく、積極的に発言し、活発な議論を行うラッフルズ生の姿勢に刺激を受けたようだった。 この研修を通し、「多民族の共生」を参加生徒は毎日肌で感じていた。これからの国際社会で必要となる姿勢をシンガポールで出会った人やモノが教えてくれたように思う。

【平成28年度】
三月十八日から二十七日までの十日間、本校六名と渋谷高八名の、合わせて十四名の生徒がシンガポール研修に参加した。この研修の特徴はラッフルズインスティテューションとの交流と巡検である。週末を含みラフルズの生徒宅にホームステイをしながら学校に通い、現地の授業を受けたり、国会訪問などをしたりした。また後半の三日間は我々のグループのみでシンガポールの文化や実情を知るための巡検を行った。ラッフルズでは生徒や先生方が大変手厚くもてなしてくれ、シンガポールや日本について奥深い話ができた。また、地理の授業では本校生徒が日本のリサイクルの実情についてプレゼンをした。シンガポールでは日本のようなゴミの分別回収がほとんど行われておらず、ラッフルズの生徒は感心していた。 巡検ではイスラム教のモスクやNPO団体を訪問し、大変積極的に質問をしていた。全体を通して生徒の満足度が非常に高い研修であった。

【平成27年度】
三月二十日より七泊九日の日程で、高校一年生五名が参加し、第二回SGHシンガポール研修が実施された。 「食」をテーマにした巡検はエスニックストリート見学に始まり、バイオポリスに研究者となった卒業生を訪問したり、都会の農夫を訪ね、持続可能な発展を目指す試験的な屋内農園などを見学させてもらった。リバーバレー高校でも昨年同様に互いの文化を紹介しあい、充実した学びの場を共有できた。毎日ホーカーセンターで食事をし、MRTとバスを使って移動したが、多民族国家の魅力に直に触れることができた研修となった。