中学合唱祭は中学校の開校以来、綿々と受け継がれている行事です。合唱祭の準備は早く、中三は六月から音楽の授業で課題曲の練習がスタートします。運営を担当する委員会の発足は十月。中一から中三までの全委員が、司会やプログラム作成等の仕事を分担し、三年生を中心に進められます。十一月には各クラス曲が決定され、初めて歌われる曲や個性的な曲目も選ばれます。それからは、授業や昼休み・放課後等を使って練習が進められます。年が明けると合唱祭まではもう一ヶ月。ちょうどインフルエンザが流行する季節と重なり十分な練習が出来ない場合もありますが、当日はどのクラスも練習の成果を如何なく発揮します。
一年生は、事前の学年発表会から一転、どのクラスも元気な歌声が響き周囲を驚かせます。二年生になると、声がよく出て、音楽表現もよく考えられクラス練習のまとまりが感じられるようになります。三年生は上級生らしい圧巻の発表で、大きな成長を感じることができます。

● 平成30年度第33回合唱祭の様子はこちらをご覧ください。