43期 中学3年生 奈良研修
10月8日(火)9日(水)10日(木)11日(金)
中3では、研修直前から体調不良者が多く、残念ながら4名が欠席でしたが、参加した生徒は、現地京都駅で集合し、4日間、有意義な班別行動を行うことが出来ました。
落とし物や忘れ物、軽い体調不良も学習・経験の内です。初日は冷たい雨が降りましたが、2日目以降は秋晴れに恵まれ、寺社巡りや、歴史学習、新規の奈良観光の地などを訪ね、夜は燈花会や雅楽鑑賞を経験し、奈良の文化や伝統に触れました。各々が様々な意味で有意義な体験をすることができました。
☆ 研修の目的
(1)班別研修の計画を主体的に行うことで自主性や協調性を養い、自調自考の力を伸ばす。
(2)集団生活や公共の場でのルールやマナーを遵守し、正しい倫理感を育てる。
(3)古都奈良を訪れて日本文化の理解を深めることで、国際人としての資質を養う。
☆ 事前準備
半年前の春休みから事前学習に取り組み始めました。GWには、研修テーマや訪れたい候補地を決め、それをもとに班分けを行い、三泊四日の行程表を作成しました。また、夏休みを利用して、テーマに沿って調査や考察を行い事前レポートを作成しました。
2学期に入ると、新幹線の指定席特急券を自分たちで購入し、燈花会のデザインを考えました。また、研修委員を中心に、生活ルール・マナーの検討を行いました。こうして、渋幕の研修の完成版を体験しました。

また、槐祭(文化祭)では、事前レポートの展示を行い、ご覧いただきました。

研修前日は中1と共に結団式を行いました。奈良研修に向けての決意を研修委員長が代表で表明しました。

☆ 研修当日
東京駅では集合チェックは行わず、京都駅での到着チェックを行いました。交通機関の遅延やその他の理由で、予定していた新幹線に乗れない生徒もいましたが、京都駅では班に合流しました。
4日間の班別行動が始まりました。行程の変更、忘れ物・落とし物、ケガ、ホテル到着の遅刻報告等、本部携帯は休みなく鳴っていましたが、自分たちで考え判断し「自調自考」で、トラブルやピンチを乗り切りました。
そして、奈良の街並みや歴史、文化、伝統、新しさを肌で感じることが出来ました。
















☆ 事後学習
現地で調査した内容を加えて、さらに発展させて事後レポートを作成します。また、優秀作品を選んで発表会を行う予定にしています。
また、生徒一人ひとりが奈良研修の振り返りに取り組みます。