2月1日(土) 第3回東京大学研究セミナー

 東京大学より植阪友理先生(東京大学高大接続研究開発センター准教授)と卒業生3名をお招きして、第3回東京大学研究セミナーを開催しました。約400名の生徒・保護者が参加しました。
 前半は植阪先生より、ご専門の教育心理学の分野から「心理学を生かし、日々の学習法を見直す-自立した学習者に向けて家庭や学校でできること-」の演題で基調講演をいただきました。まずは、英語での自己紹介と東大で学ぶ意義やその国際性の説明、さらには東大が提供できる沢山のチャンスや、学問における男女を問わない公平性など、「東大での学び」の特性について、ご自身の経験を踏まえて熱く語られました。続いて演題のテーマを、社会で成功している人の特徴、勉強法のコツ、親のかかわり方等の面からお話いただきました。
 後半は、植阪先生に東京大学4年生の卒業生3名(理学部、農学部、工学部の方々)を加えて「東大での生活」をテーマにパネルディスカッションを実施しました。事前に参加者から提案いただいた質問をベースに6つのメインテーマを用意し、パネラーからそれぞれの回答を頂き、先生から総括を頂きました。
 今年も2時間を超える長時間のセミナーとなり、終了後も直接の先生と卒業生への質問の列が続き、最後に先生が講堂を出られた時刻は開始時刻から3時間を超えておりました。卒業生の丁寧な回答と、先生の力強いアドバイスが、きっと参加した生徒のこれからの学びへのモチベーションとなることと思います。本セミナーの運営に尽力いただいたすべての皆様に感謝を申し上げます。