冬休みに入った12月27日(水)、恒例の進路部主催のGLFCセミナーの一環の「医学部見学セミナー」を、成田市の国際医療福祉大学成田キャンパスで、45名の参加で実施いたしました。集合場所の京成本線・公津の杜駅のすぐ目の前に立地する大学の偉容に、まず生徒たちは驚かされました。
そのままキャンパス内のセミナー会場（大講義室）に移動し、最初に、今年度着任された、医学部長・坂元亨宇先生から講話をいただきました。国際医療福祉大学・医学部の概要から、成田キャンパスとその周辺の発展状況、さらにご自身の専門分野に関する内容についてお話しいただきました。参加生徒たちはメモを取りながら耳を傾け、意識の高さがうかがわれました。
続いて、本校を卒業した先輩から大学生活に関する講話をいただきました。多くの授業が英語で行われていること、サークル活動を2つ掛け持ちして、朝早くから練習に参加していること、大学の周りに一人暮らしをしている人が多いことなど、大学生活に関するいろいろなお話を楽しそうに語ってくれました。
その後、４つのグループに分かれて、実習施設の見学に移行しました。いろいろな講義で使用する、最新シミュレーション設備が数多く置かれている、実習室を見学しました。生徒は真剣な表情で海外の大学でも使われている最新の医療器具なども見ることができ、生徒たちは興味深く説明に聞き入っていました。
続いて、西村渉教授による「ヒトゲノム情報にアクセスしてみよう」と題された、模擬授業が行われました。内容は高度で、生徒たちには少し難しい内容でありましたが、タブレット（Surface）を用いた参加型の授業であり、生徒たちは積極的に授業に取り組みました。先生からの問いかけにも反応する生徒も多く、西村先生からも「さすが渋幕生！」とのお褒めをいただき、生徒たちは少し自信を付けたように見えました。
約３時間にわたるセミナーではありましたが、実際の医学部のキャンパスで、貴重な体験ができ、生徒はとても有意義な時間を過ごせました。参加した生徒たちは、この貴重な経験を生かして、医学部に進学するという将来の目標に向けて頑張ってもらいたいと思います。
本校生徒のために毎年、セミナーを開催いただいている国際医療福祉大学医学部のスタッフの皆様に、心より感謝を申し上げます。