中学、高校の各終業式が執り行われました。
式辞では、校長先生より古代ギリシャにおけるクロノスとカイノスという2つの時間の概念についてお話がありました。クロノス時間は時計で計ることができ一定速度で流れる普通の時間、一方、カイノス時間は一人ひとりが感ずる時間で計れない時間である、オリンピック・パラリンピックやパンデミックなどにより気持ちが落ち着かないこともあるかもしれないが、こういう時こそ自分のカイノス時間を大切にしてほしい、特に若者にとって、この一刻一刻がその後の人生に大きな影響を持つ大切な時間である、夏休みが若者にとってかけがえのないこの時間であること、を再度意識してほしいと話されました。
終業式終了後には、校外で活躍した生徒の表彰式がありました。多くの生徒が壇上に上がり、生徒教員でその活躍を祝いました。高校終業式の後には、高校生徒部による全国大会出場生徒に対する壮行会が開かれ、一人一人が全国大会に出場する意気込みを力強く述べました。
