中3 模擬裁判

弁護士の先生から、生徒全員へ的確なアドバイス 

11月25日、今年も中3模擬裁判を開廷することができました。模擬裁判は東京弁護士会法教育センターのご支援のもと、生徒の司法制度への理解を深めるために開催されており、今年が25回目になります。多くの卒業生がこの模擬裁判が法曹界や法学部を目指すきっかけになった、と話してくれるほど大変有意義な行事です。
今回は、電気設備工の知角地味男(ともかくじみお)氏が倉庫に侵入し金品を物色していたところを警備員古良見田蔵(こらみたぞう)氏に取り押さえられた事案で、罪状が建造物侵入に留まるか、窃盗未遂にも該当するかを争う裁判です。
先生方が電気設備工や警備員を熱演する一方で、生徒は被告弁護人、検察官、裁判官を至極冷静に演じていたのが印象的でした。要所要所で弁護士の先生から的確なアドバイスをいただきながら裁判が進行していきました。判決は、建造物侵入だけが有罪、窃盗未遂に関しては無罪となり、執行猶予付きの罪状となりました。
今回の模擬裁判も、多くの将来の法曹界関係者を生み出すきっかけになったことでしょう。

裁判団へのアドバイス
異議あり!