英語モデル授業2021を開催しました

11月16日(火)、本校進路部のGLFCセミナーの一環として、早稲田大学国際教養学部よりEmily Ohman先生をお招きして、「Digital Humanities」をテーマにAll in Englishのモデル授業を開催いたしました。当日は中3~高3の生徒、35名が参加しました。以下講義の内容を紹介いたします。

本セミナーは、「Digital Humanities(デジタル・ヒューマニティーズ:デジタル人文学)」という、近年注目されている新しい分野の学問についての講義です。講義では、まず「Digital Humanities」という言葉の定義についての解説が行われました。

そして、Digital Humanitiesが実際にコンピュータ上のどのようなところで使われているのか、いくつかの実際のウェブサイトを引用して紹介が行われ、ここから収集したデータを資料とする際の適切な表示の方法や、資料の配色の良い例・悪い例などについて説明がありました。これらは、とても興味深い内容で、「Digital Humanities」という学問分野はとても奥が深い分野だということを参加者は認識することができました。
続いて、「Digital Ethics(デジタル倫理)」について解説が行われました。先生より具体的に提示されたいくつかのモデルケースについて、生徒も考察に参加をしながら理解を深めていくことができました。

この後、参加者からの質疑応答が行われ、講義の終了後も生徒が残り先生への個別質問もありました。講義の最後にEmily 先生から日本語での挨拶があり、実は日本語が堪能であることがわかると驚きの声が上がりました。
講義の内容はとてもハイレベルでしたが、早稲田大学で行われている英語での講義を実際に体感することができ、参加をした生徒にとってとても有意義な時間となりました。

本校からの講師派遣の要請に快く対応いただいた早稲田大学国際教養学部、そして素晴らしい講義をいただきましたEmily Ohman先生に心より感謝を申し上げます。