猛暑日が続く8月2日（火）、コロナ禍のためWebでの開催を２年間行ってきた、GLFCセミナー・「東京大学見学セミナー」を、今年は３年ぶりに、東京大学本郷キャンパスを訪問して実施をしました。本年度は、今年４年生となった34期生の卒業生たちが計画をしてくれました。このセミナーは６月下旬に、参加者の募集を開始したところ、わずか２日で募集定員の60名を超えてしまいました。生徒たちもこのセミナーの開催を待ちわびていたようです。
当日は高１～高３の生徒62名、教員6名、卒業生8名が参集しました。
ただし、7月に入りコロナ禍が拡大し、大人数での行動の規制や、東大内施設への立ち入りが制限をされているため、全体を半分ずつ、Ａ、Ｂの２グループに分け、活動も本郷キャンパスと外部に設置した会議室（淡路町）でのセミナーに、前後半で交互に実施をして、各グループ内を、さらに３班に分け、学生、教員合わせて１斑12～3名で行動する、従来とは異なる実施方法で実施をしました。
本郷キャンパスでは、まずは赤門の前に集合し、班ごとに別れ、学生の案内で、各学部の校舎、図書館、体育施設、安田講堂など重厚の施設を外観中心に見学しました。あいにくの猛暑の中、購買などにも立ち寄り涼を得ながら、キャンパス内を巡りました。Ｂグループは見学後にそのまま班単位で地下鉄の本郷三丁目駅に向かい、淡路町に移動、後半のセミナー会場に到着しました。
セミナーではまず全体に対して、学生より東大入学後の基礎知識として、東大の「リベラル・アーツ教育」の特徴的制度である「進学選択（進振り）」についての解説がありました。そして、５つのグループに分かれて、34期生の先輩を囲んで、入学試験、授業、サークル、アルバイト、就職など、様々な内容について、参加生徒からの質疑応答が行われました。先輩たちの熱い語りに触発されて、生徒たちも次々と質疑を投げかけていくうちに、予定の時間が過ぎていきました。
こうして集合から解散まで、移動を含めて、４時間にわたるセミナーが終了しました。
後輩たちのために、本セミナーを計画してくれた34期生の東大生の皆さんに心より感謝を申し上げます。