6月9日(日) 地区別保護者懇談会

 梅雨の雨間の日曜日、地区別保護者懇談会が開催されました。開校以来綿々と継続されているこの会は、保護者と直接お話する機会を設けたいという校長の意向から始まり、元々は各地区ごとに開催されていましたので現在もこの名称が使用されています。

 懇談会は、校長のお話、卒業生の講演会(または卒業生座談会)、地区別親睦会の3部構成となっています。
 校長は、いつも学校開設の理念から学校の近況報告までをユーモアたっぷりに話されます。最近は卒業生の自慢話も増えてきたようです。
 今回の卒業生講演会では、昨年の山本周五郎賞を受賞された作家の小川哲氏(平成17年卒)をお呼びしてご講演をいただきました。高校時代の学校生活、ご家庭の教育方針、作家として新しいことを調べて書き上げていく楽しさ、タイプ別のおすすめ本、などをおもしろおかしく語っていただきました。最後に、著書が売れないときは渋幕の先生になって暴れてやる、という脅し文句もありましたので、このHPをお読みの方は、そういうことにならないようご協力を賜りたいと思います。しかし、こんな先生が実際にいらっしゃれば、それはそれで楽しいのかも、と思わせる雰囲気をお持ちでした。
 第3部の地区別親睦会は、居住所別に8地区に分かれ保護者間で情報交換が行われます。親睦会では、事前に寄贈いただいたリユース制服の提供も行われ今回も大盛況(約500着完売!(もちろん無料))でした。

 この地区別保護者懇談会は、教育後援会役員、地区別役員の方々の多大なお力添えにより開催されています。今回も、会場の設営から昼食の手配、リユース制服の仕分けまで多くの作業を手際良く手分けして担っていただきました。厚く御礼申し上げます。