100M走路のオープニングセレモニー

校舎から徒歩10分の第4グラウンドに陸上競技の直線100Mウレタン走路が完成し、そのお披露目会が催されました。
実際は、ゴール後の”流し”の距離も考慮して全長140Mの直線走路です。

校長先生のご挨拶と来賓の方のご祝辞をいただき、陸上部部長(生徒)からは「恵まれた環境であることを忘れてはいけない」と今後の活躍を誓う言葉がありました。
テープカットの後、本日のメインイベントである短距離陣の”走り初め”があり、参加者の前を生徒たちが駆け抜けました。無駄を削ぎ落してこそ生まれる躍動感、トップランナーならではのスパイクシューズとウレタン走路が作り出す心地よい短周期の反復音とそれが路面に落ちたあとの一瞬の静けさ、いまだ消えぬ頭のなかの残響感と残像感。目の前だから実感できる短距離走の醍醐味を堪能しました。

元々第4グラウンドは、体育の授業や部活動でのテニス部やフットサル部の使用に限られていました。新走路は、関係の方々そして生徒の皆さんにも、工事期間グラウンドが使用できなかったり、コート間の間隔が少し狭くなったりすることをご協力いただくことで、初めて敷設できたものでした。何でも、校長先生は校内に100Mの陸上走路を持つことが長年の夢だったそうです。校長先生の夢も叶いました。