2学期終業式

”Annus Horriblis” 
校長先生は2学期終業式の式辞冒頭で、イギリス女王エリザベス2世が戴冠40周年記念スピーチで引用されたこの言葉を用いて、今年を表しました。

「今年度はOnLine授業で始まった。振り返ってみると悪いこともあたったが一連の経験を通じ、例えば友人と共に学ぶことの大切さなど、今までできていたことができなくなることによって、あらためてそのものの価値を理解できたことも多い。ワクチンや治療薬が広く利用され、来年はきっとこの場で”Annus Mirabilis”の年だった、と言える年になるだろう。
中1の校長講話で「赤い鳥運動」に触れた。この運動では綴り方を学び詩を鑑賞することで、アンテナを高くしいろいろなことを敏感に感じる姿勢が促された。これらは今後君たちが大切にしていくべき異文化アジリティー(異なる文化的背景を持つ人々とうまく協働する能力)の中でも特に重要な資質であることを認識していてほしい。高3は悔いのないように全力を挙げて頑張ってほしい。」と今年を締めくくられました。

終業式後の表彰伝達式では、例年にも増して多くの生徒が表彰を受けました。中高とも多くの生徒が壇上に上がり、コロナ禍においても幅広い分野で生徒が活躍していることを実感することができました。