2021前期地区別保護者懇談会

前期の地区別保護者懇談会が開催されました。1学期に開催されるのは2年ぶりとなります。第1部は保護者のかたがお住まいのエリアごとに分かれて情報交換や親睦を深める保護者懇親会、第2部は校長先生と卒業生による各講演会、という例年通りの2部形式で開催されました。
 校長先生は、昨年のノーベル文学賞受賞者のアメリカの詩人、ルイ-ズ・グレッグの詩を引用し、解決できない問題に対しどのように接していくのか、というテーマについてお話しされました。
 卒業生講師には、松戸市立総合医療センター小児医療センター小児科医師の小橋(「橋」の漢字は橋の異字体(unicode U+2363a))孝介さん(14期卒業生(1999年卒))をお呼びし、「今、私に何ができるか」というテーマでご講演をいただきました。小橋さんには毎年「卒業生医師による保健授業」という高1対象の特別保健体育授業もお手伝いいただいています。中学時代に電気部の先輩に誘われ参加した阪神淡路大震災のボランティアや高校時代のイギリス長期留学から現在に至る、そして今後へ繋がる中での一貫した「今、私に何ができるか」という思いについてお話しされました。また、専門のストレスコーピング(ストレスへの対処法)についてもお話しいただきました。
 事前の打ち合わせもなかったのですが、校長先生と小橋さんのお話しが一つの起承転結をなしているかのようで、何か大きな不思議さを感じました。