今年も「ウメサオタダオ」展がやってきた

最早、このお顔をは拝まないと渋幕の初夏はやってこないのかもしれません。
今年も梅棹忠夫展が渋谷幕張の図書館にやってきました。この「あるく、ウメサオタダオ展」は、初回の中1校長講話(現:学園長講話)の中で氏の代表的著書「知的生産の技術」が紹介されるのに合わせ、国立民族学博物館様のご好意により6年前にスタートし、以降毎年「来校」いただいています。
「知的生産の技術」という本のタイトルは、師と仰ぐ湯川秀樹博士の「それはやはり技術の問題ではないか」というヒントからつけられたそうです。手と足だけを頼りに世界中の知の荒野を切り拓いていった氏の足跡をたどると、学問を究めるということの厳粛さや崇高さを感じずにはいられず、4月はいつも気持ちを新たにすることができます。ChatGPTが普及しつつある現代にあっては、一層学ぶ意義の本質を考えさせられます。
新入生の皆さん、渋幕の知の世界へようこそ。本校では、皆さんの知的好奇心を一段と掻き立てるInterestingやExcitingがいっぱいあります。

  あるきながら本をよみ、
  よみながらかんがえ、
  かんがえながらあるく