令和4年度中3模擬裁判授業

検事役の生徒

恒例の中3模擬裁判授業が開催されました。模擬裁判授業は司法制度への理解を深める目的に長く継続されており、今年で26回目の開催となります。
模擬裁判では、東京弁護士会法教育委員会所属の本当の弁護士の先生方をお迎えして、リハーサルと本番の2回にわたりご指導をいただきます。裁判官役、検察団役、弁護団役は多数の希望生徒の中から選ばれ、壇上に上がって審理を繰り広げます。その他の生徒は傍聴席で審理を見守ります。
被告人役と証人役は、担当の先生2名が迫真の演技で演じられるのも恒例で、日頃は質問を受ける生徒が、この日ばかりは先生に多くの質問を浴びせかけぐぐっと問い詰めます。今年の裁判シナリオは「建造物侵入・窃盗未遂事件」でした。
過去、この模擬裁判をきっかけにして法曹界を目指す卒業生も多く生まれていて、キャリア選択のうえでも大きな意義があるようです。今日、裁判官、検察官、弁護人に選ばれた生徒のいくつかの目には、将来の裁判所での風景が広がっていたのかもしれません。

被告人役の先生
証人役の先生