2月14日(金) 第34回合唱祭

34回目を迎える合唱祭が開催されました。今年は例年よりクラス練習会のスタートが早く一層熱のこもった合唱祭となりました。噂では、女子生徒のリーダーシップによるところが大きかったそうです。
毎年、同時期にお隣の昭和学院秀英中学校高等学校でも合唱祭が開かれますので、開催前は両校の教室の窓からクラス練習の歌声が流れてきます。春浅い空の下両校の歌声が交じり合う音の風景は、両校の早春の風物詩のひとつになっています。
今年も総合優勝は中学3年のクラスとなりました。審査員の先生からは、中学3年生になると音楽的にも相当レベルが高く全体のバランスもよく考えられている、最後の合唱祭で歌った歌は一生忘れない、一生の思い出になる、とのお言葉をいただきました。
また、中学1年生には、これだけの聴衆を前に堂々と歌うことの意義や、「歌の上手さは言葉の上手さ」と言われるように言葉の明確さを顔いっぱい使って伝えよう、とアドバイスをいただきました。中学2年生には、(学年曲である)「心の瞳」は生前の坂本九さんが一番愛した曲、その愛がよく伝わって来た、特に男性の声の充実が素晴らしい、とお褒めの言葉をいただきました。
インフルエンザの影響で出席者も限られ参加を危ぶまれたクラスもあったようですが、全クラス立派に歌い切りました。また、表彰クラスの代表者が賞状を受け取る瞬間の晴れやかな表情は、素晴らしく貴重な経験であったことがよくわかります。中学生の皆さん、素敵な歌声と感動をありがとうございました。