40期生最後の校長講話

高3生(本校40期生)にとって最後の学園長講話が終わりました。本校生徒は、中学入学者は6年間で30回、高校入学者は3年間で15回の学園長講話を受講し卒業します。学園長講話では、人類の足取りを辿り、過去から未来へ受け継ぐその英知のエッセンスを学びます。学園長は、これを人生をよく生きるための「高校生のリベラルアーツ」と呼びます。

今日の講話では、6年間乃至3年間の講話を振り返りました。ひとりひとり異なる個人が協力して社会を形成することで人間は大きな成長を遂げてきたこと、考えたり工夫したりして成長してゆくという大切なプロセスがAIの出現により喪失してしまう危機に人類は直面していること、自分の生き方を自分で決めて生きていくことが一番の幸せであることーなど学園長講話の根幹をあらためて話されました。

そして、豊かな教養と人間性を育みながら豊かな人生を歩んでほしい、私は君たちの姿を遠いところからみているよ、と最後のメッセージを伝えられました。