今年も槐会(本校の同窓会組織)役員のご尽力のおかげでホームカミングデイを開催することができました。200名を超える卒業生とご家族にお集まりいただきました。
ホームカミングデイは、在校生徒が案内してくれる校内ツアーで幕を開けます。昨年に続き、並行して懐かしのカフェテリアランチを振る舞う催しも企画されました。
全体会は、学園長講話、校長の学校現状報告、在籍生徒のパフォーマンス(チアダンス部、合唱部、吹奏楽部)の3部形式で構成されました。学園長は、AIの発達による教育への影響についてお話されました。人間は長い年月の学習を通して心や脳が成長していくが、これがAIの発達により阻害される危険がある、と強く訴えられました(御年〇〇歳。信じられないほど若々しい!)。校長もAIについて話され、来たりくるAI万能の社会は、本学の第2,第3の理念である「高い倫理感」、「国際人としての資質」が一層重んじられる世の中になるだろう、と話されました(そうして、バトンは渡される)。
私学ならではの、今も現職の先生方との歓談会が校内のあちこちで見受けられ、また小さなお子さんが長い廊下や広いスペースを走りまくる姿もあり、校内はずっとほのぼのとした雰囲気に包まれました。
このホームカミングデイは、働き盛り世代の卒業生有志の手で企画、運営されています。毎年、忙しい中を学校に集まって準備を進めていただき、今年で8回の開催を数えるに至りました。開校41年目のまだまだ若い学校ですが、伝統はいたるところで引き継がれています。