第2回月食観望会

昨秋に続き、2回目の月食観望会が天文部の生徒や地学の先生方の手で開催されました。
前回に続き、天文台の望遠鏡からの画像データが一階のピロティー壁面にプロジェクターで映し出されました。また数十本の携帯型望遠鏡も貸し出され、昨年よりも多くの生徒が延長された下校時刻いっぱいまで学校に残り秋夜のショウを楽しみました。今年は天文台からのデータを一旦画像処理する技術が加わったことで、一層鮮明な月の映像を観察することができました。
欠けた部分は肉眼でもうっすらと赤い色彩が残ります。生徒曰く、光の屈折率の違いによるもの、とのことです。今夜ばかりは強そうな赤でも青でも、黄でも白でもなく、天空のほんのり柔らかな赤色が心に残りました。

第2グラウンドは人だかり。
月食が始まるまで先生が天体レクチャーを開いてくださいました。映像はアンドロメダ銀河のM31星雲。250万年前からの光。
月食が始まりました。肉眼とは左右逆に見えます。
赤色はすでに欠けた箇所。生徒曰く、波長の長い赤は屈折率が小さいためこのように見えるとのこと・・・