令和4年度入学式が、3年ぶりに保護者の皆様にも記念講堂にご着席いただき、田村聡明新校長のもと開催されました。
中学入学生290名、高校入学生72名の入場と入学生認証に続き、田村哲夫学園長の式辞がありました。
「学校は、心がワクワクするところです。本校はこれまでもこのことをとても大切にしてきました。また精神的な若さも求められます。この2年間は感染症により学校活動も多くの制約を受けてきましたが、やっと対処の道筋も見えてきましたのでここで校長職を辞し、新校長として副校長の田村聡明先生が就任することとなりました。今後は学園長として、学園長講話(旧:校長講話)や、校内報「えんじゅ」の巻頭言執筆など様々な場面で学校を支えていきます。学校を楽しんでください。」と、これから本校での生活が始まる新入生にエールを送られました。
田村聡明新校長は式辞の中で、
「学校は友人とともに成長する場所です。多様な価値観を作り、それを成長の糧としてください。特定の価値観の中にとどまるのは大変もったいないことです。現在地球上では悲惨な戦争が起こっています。暴力によって人命が奪われることは決して在ってはいけない。渋幕的自由という言葉のとおり、本校は自由な学校です。自由は個人の尊厳や権利を尊重するところから生まれます。人間は個々の存在であると同時に、生きるために社会を構成する存在でもあります。その二面性をよく理解して、楽しい学校生活を送ってください。」と、祝福の言葉を送られました。
来賓の方からも、授業以外の活動を大切にして、友人をたくさん作ってください、と祝辞を賜りました。
ご入学、おめでとうございます。なにかお困りのことがあれば近くの教職員に声をかけてください。教職員一同、精一杯サポートしていきます。