令和4年度春季地区別保護者懇談会

梅雨の走りの日曜日、地区別保護者懇談会が開催されました。開校以来脈々と継続されているこの会は、保護者と直接お話する機会を設けたいという前校長(現学園長)の意向から始まりました。元々は各地区ごとに開催されていましたので現在もこの名称が使用されています。

現在の地区別保護者懇談会は、地区別親睦会、学園長のお話(これまでは校長のお話)、卒業生の部(講演会、または座談会)の3部構成となっています。学園長は、20年~30年先を想定しその時代に必要な資質を育てることを学校は求められており、人間は本来知性に対する責任があり知性を訓練する義務を負っている、これらをこれからの教育に活かしていきたい、と述べられました。
卒業生の部は、グローバルに活躍されている10期の卒業生(1995年卒)4名にお越しいただき座談会が開かれました。海外生活での多様性の発見、語学力だけでなく相手を理解しようとする気持ちの大切さ、女性が社会で活躍するための課題など、多くのテーマに話は及びました。

現在のご活躍の裏には並々みならぬ努力やご苦労があったかと思いますが、完璧を求め過ぎない心の余裕のようなものを感じられたことが特に印象に残りました。

リユース制服の配布会も開催され、約400枚の制服が「完売」しました。