西山優教諭 三年連続日展入選

官展の流れを汲む総合美術展覧会、日展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の五部門から成り、書においては最高峰の公募展とされています。書道科の西山優先生が三年連続、五度目の入選です。(作品・左写真)作品タイトルは白居易詩の一節より「而立」。ご自身の年齢的な節目を意識したそうです。  作品は、他の感覚を書に投影するもの。文字を正しく書くことだけが正解ではないのが書という芸術の難しさ。ここ数年は「力強さ」や、美としての「汚」を目標に制作してきたが、ある程度形にできたので、新たな作風を模索したい、とのことでした。 また、書道部の活躍に触発され、「負けてはいられない」と、生徒たちとの切磋琢磨を誓っておいででした。