12月15日(日) 小川哲氏、直木賞候補に

20期卒業生(平成17年卒)小川哲氏の「嘘(うそ)と正典」が第162回直木賞の候補にが選ばれました。第158回直木賞候補には19期卒業生の彩瀬まる氏が選ばれていますので、本校卒業生としては二人目の直木賞候補となります。選考会は来年1月15日に行われます。
本作は6作からなる中短編集で、全作を貫くテーマは「歴史」と「時間」。共産主義者のエンゲルスやCIA工作担当員、マジシャンなどが登場し、嘘と史実と未来を作品は自由に飛び交います。また、山本周五郎賞と日本SF大賞を同時受賞された前作「ゲームの王国」もこの12月には文庫本として出版されました。是非、前作と合わせてご一読いただければと思います。
氏には6月に地区別保護者後援会でご講演をいただきました。本HPの記事でも紹介しておりますので、こちらをご参照ください。