君の一票が意味するもの~主権者教育講演会

2月20日、名古屋経済大学法学部准教授の高橋勝也先生をお招きして、高校1年生を対象とした主権者教育講演会を開催しました。本校では初の開催となります。テーマは「君の一票が意味するもの」。2015年の公職選挙法の改正により18歳から選挙権が認められるようになりましたが、10代、20代の選挙投票率は70代の投票率の半分にも満たないのが現状です
高橋先生は、「未来は君たち若者のもの。その若者が選挙に行かないと政治は若者の方を向いてくれない」と若者が投票する意義を訴えられました。

・「赤ちゃんポストの是非」や「トロッコ問題」、「ハイジャック機撃墜法の是非」など正解が一つではない社会問題は多い。だからこそ調整のための「政治」という機能が必要となる。
・選挙でより大切なことは、投票に向けての合意形成の過程である。
・君の一票で日本を変えようと思うと虚しさがある。確かに君の一票はあまりにも小さいが、これをみんなの一票と考えればあまりにも大きい。みんなの一票は政治家をコントロールできる。
これからの日本を背負っていく若者の心に、留めておいて欲しいメッセージがいくつも贈られました。