アジアユースリーダーズプログラム

12月17日から19日の3日間、イオンワンパーセントクラブの事業のひとつであるアジアユースリーダーズプログラムに、本校の高1生徒3名が参加させていただきました。例年は、アジアの一国に参加者全員が会してのプログラムですが、今年はリモートでの開催となりました。
今年のテーマは「コロナ禍に伴う学校教育上の課題と改善点・打開策」。インドネシア、カンボジア、タイ、中国、日本、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスの9カ国から計77名の高校生が参加しました。高校生たちは、有識者によるコロナ禍での世界情勢や教育現場、企業の取り組みに関する講演を視聴した後、多国籍混合の10チームに分かれてグループディスカッションを行いました。

以下に、学年通信の文章を転載いたします。
『今回のオンライン開催においてはコミュニケーション能力に加えてパソコンの能力が必要でした。本校の3名の生徒が同じチームでプレゼンをしたのではなく、日本の高校生を含むアジアの高校生77名を10チームに分け、チームごとにディスカッションするだけでなく、最終日のプレゼンにむけてスライド作成を同時並行で行ったのです。口や耳はコミュニケーションに使い、指はタイプを打つ、そのために1日が終わるとぐったりと疲れた様子でした。さらに、自宅に戻ってからもチームでZoomでつなぎ、夜遅くまでスライドの作成をしたそうです。
(中略)3名はこれまで身を着けた能力をフルに活用してアジアの高校生と交流しました。そこで多くを学び取ってくれたと思います。話してくれたことの中で印象に残ったのが、日本が遅れているということでした。「ラオス、カンボジア、ミャンマーなどの高校生(もちろんすべての高校生ではなく、プライベートスクールに通う今回参加したような高校生)は英語が堪能でパソコンを普通に使います。」(生徒からの話)。井の中に蛙にならないように、外の世界を見て感じ欲しいと思います。』

 プログラムの詳細については、こちらをご覧ください。