NASAの教育プロジェクトへの参加


NASAの教育プロジェクトに、聖光学院と本校の合同日本チームとして参加し活動しておりましたが、その集大成として、本校中学生徒3名と聖光学院中学生徒9名がワシントンDCのケネディセンターで開催されているEarth to Space–Arts Breaking the Skyに招待され,参加、研究発表をしてまいりました.
 3月31日には、各国の国や学校紹介のほかに、生徒による気象観測データを用いた英語での全1時間の研究発表を行いました.NASAの研究者や,メリーランドから訪れた小学生約100名が聴講し,質疑の時間には一斉に手が上がるなど,高い評価を得ました.質疑応答での研究者との活発なディスカッションからも,生徒の研究内容に高い関心を持たれたことがよくわかります.Earth to Space Festivalではさまざまなイベントに参加しました。STARMUS(宇宙探査・芸術・科学の祭典)のイベントでは、音楽と映像の融合(天体写真等の映像の前でオーケストラやロックの演奏など)や、月開発の歴史なども、四面壁がスクリーンになる部屋で迫力の映像を楽しみました。その他,日本国大使館にも訪問し,一等書記官の金子さんから日本の宇宙開発についての戦略についての講義を受け,大変興味深い話を聞くことができました.
 大変なスケジュールでしたが、スミソニアン博物館などホワイトハウス周辺の散策・見学もすることができました。今後は5月の気象学会ジュニアセッションでの研究発表、JpGU(日本地球惑星科学連合)での研究紹介など、イベントが続きます。

雲の立体構造と降水〜Bomb Cyclone(Jan 4, 2018)
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