高校生カンボジアスタディーツアーへの参加

高校2年の生徒が、高校生カンボジアスタディツアーへ参加し、その体験について寄稿してくれましたのでご紹介いたします。このカンボジアスタディツアーは、現地で世界寺小屋運動や世界遺産修復の現場を見学・体験し、現地での交流を通して文化や教育、国際課題への理解を深め、学びと帰国後の活動に活かすことを目的とします。日本ユネスコ協会連盟と公益座談法人かめのり財団共催のプログラムで、今回は10回目の開催となります。

以下、寄稿文です。
今回のスタディツアーを通して、私は、医療を充実させることだけでなく、人々が自ら健康を守るための知識を身につけられる環境をつくることの重要性を学びました。現地では、医療機関までの距離や経済的負担に加え、健康や薬について適切な情報を得る機会が限られていることが、医療へのアクセスや人々の行動にも影響していることを知りました。一方で、アンコール小児病院や寺子屋では、限られた資源の中でも健康教育を行い、子どもたちや保護者に正しい知識を届けようとしていました。こうした姿を実際に見たことで、医療と教育は別々のものではなく、健康を守るために互いに支え合うものだと実感しました。
この経験から、私は将来、医学や生命科学について学び、病気を治療するだけでなく、病気を予防し、人々が健康について正しく判断できる力を広げることに関わりたいと考えるようになりました。特に、国や地域によって異なる医療環境や文化を理解しながら、現地の人々とともに健康を守る仕組みを考えられる人になりたいです。

小児病院にあった栄養素のポスター
寺小屋で作られた健康教育の教科書
キングツリー:多くの子どもがこの木で虐殺された
アンコール小児病院に寄付された人たちの短冊