第8回高校生直木賞選考会

第8回高校生直木賞に、本校では8名の生徒が参加しました。高校生直木賞とは、全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。過去には本校卒業生である彩瀬まるさん(19期)さんの『くちなし』も受賞しています。
 図書館からの参加者募集の呼びかけに応じてくれた8名は、4月から5月にかけて校内選考会を複数回開催し、それぞれの候補作の感想を語り合い、議論を深めました。そして、代表生徒1名は5月30日(日)にオンラインでの全国大会に参加し、校内での選考会の結果を元に様々の意見を述べ、他校の高校生とともに高校生直木賞の受賞作を決定いたしました。
 参加した生徒からは「今まで触れたことのないジャンルの本と出会う良い機会となった」「同じ期間に同じ本を読んでお喋りできるのが楽しかった」「1人ではできないような深い考察ができた」「自分のお勧めの本について、じっくり他の人と語り合う経験をすることができ、楽しかった」といった感想が寄せられました。参加生徒にとって、新たな本や読書が好きな同級生・先輩・後輩と出会うきっかけとなると同時に、本を読み、友人と語り合う面白さに改めて触れる良い機会になったのではないでしょうか。