参加者が本当に聴いてみたいスピーカーに登壇いただき、講演後は参加者(視聴者)がスピーカーも交えてワークショップを開くライブ形式のTED、「TEDx」が本校で開催されました。TEDxを開催するにはアメリカ本部の正式なライセンスを受け、定められたルールに基づいて運営しなければなりません。このライセンスの承認申請、スピーカーの招待、会場の設営など、すべての運営を生徒だけでやり切りました。
TEDxShibuya Makuhari HS Youthのテーマは「KALEIDOSCOPE:万華鏡」。万華鏡をわずかに回すだけで模様が一変するように、たった一つの気づきが世界の見え方を変えることがあります。異なる背景や価値観が交差し、思いがけない調和や創造が生まれる瞬間を届けたい、という思いがこのテーマに詰まっています。
趣旨に賛同いただき駆けつけてくれたスピーカーは7名(含む団体の代表)です。卒業生、(元)保護者、生徒(在校生、他校生)、起業家など、幅広い世界のスピーカーが来校し、ご自身の経験に基づく視点で語りかけてくれました。各スピーチの内容は18分以内というルールの枠では収まりきらないほど豊かなものでした。
午前、午後の各スピーチの後には、参加者がスピーカー毎のグループに分かれ各々のテーマに沿って話し合いました。車座になって話合うグループ、熱心に折り鶴を折るグループ、はさみと紙で創作を始めるグループ、とワークショップの進め方も様々でした。
生徒の力でこれほど多くの人にインパクトを与えることができたことは衝撃です。学校の新たな可能性を示してくれました。