2016年5月13日2019年1月26日 自調自考を考える 5月13日(金)「自調自考」を考える 第291号 平成二十八年五月、立夏次候、蚯蚓出。 五月、卯月。風薫る候。風薫るは、漢語「薫風」を和訓して作られた。 唐の詩人白楽天(772~846)の「首夏南池独酌詩」、 薫風自南至 吹我池上林 よりとったようだ。「薫風」と書くと、香りが風に乗ってやってくるような気がするが、もとの意はこの詩にあるように「南からの風」…
2016年4月7日2019年1月26日 自調自考を考える 4月7日(木)「自調自考」を考える 第290号 校内報「えんじゅ」の巻頭言として校長先生から生徒への折々のメッセージが送られます。必ず「自調自考生、どう考える」という文言で締められるとおり、格調高く生徒への問題提起が示されます。 四月、卯月。清明初候。玄鳥至。 大陸の東端と西端で温帯の日本と英国を比較すると、その地形・風土の違いからか、動・植物の種類…