2022年10月19日2022年10月21日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第348号 夏休みを終え、学校は二学期に入っている。九月、長月、白露草露白の暦、「槐祭」が終了し、校内の熱気と集中が収まり、一転静かな学校生活に戻った。 今年の「槐祭」のテーマは「槐の下の力持ち」。 コロナ禍にあるものの、三年ぶりに校外のお客様を迎えての公開実施である。過去公開日二日間で一万五千余人の来校者数であっ…
2022年7月22日2022年7月22日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第347号七月、文月。岩倉使節団欧米派遣、廃藩置県(一八七一年)、そして学制頒布、鉄道開通の年、「改暦の詔書」(一八七二年)が出され日本は太陽暦となる。それ迄は、季節の移ろいを細やかに取り入れた二十四節気、七十二候という旧暦(太陰太陽暦)に親しんで来た。旧暦では、大暑初候、桐始結花の季節。土用入りのころ学校は夏休みに入…
2022年6月7日2022年6月9日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第346号新しい「自調自考生」、高校七十二名、中学二百九十名を迎え、渋谷幕張中学・高校の新学年が始まっている。 五月、皐月。立夏、小満、そして六月、水無月。芒種、初候、蟷螂生の季節を迎えている。古来日本では六才の六月六日を稽古はじめの日とし、芸事の世界ではこの日を大切にしている。日本の無形文化遺産第一号登録の「能楽」…
2022年4月9日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第345号学園長 田村 哲夫 四月、卯月。清明、初候、玄鳥至。冬を東南アジアで過ごしたつばめは、数千キロを越えて日本に渡って来る。玄鳥、乙鳥、天女等春の使いの呼び名さまざま。人家の軒下などに好んで巣をつくる。清明とは全てのものが清らかで生き生きし、生命の輝く季節のこと。 学校では入学式を迎える。 苗代や家は若葉に…
2022年3月23日2022年3月22日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第344号学校は今、春を迎え「卒業式」そして「修了式」を終え、新学期の準備が始まっている。 三月、弥生。春分。太陽が真東から昇り、真西に沈む日。この日を中日に前後三日間を含めた七日間が春のお彼岸。 日本では先祖の霊を供養する仏事が行われるが、同時に古来より固有信仰による農事始めの神祭りが多くなされる。子ども達が藁を…
2022年3月3日2022年3月3日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第343号 三月、弥生。旧暦二十四節気、七十二候によるとこの時期「雨水」と呼ばれ、季節は農耕の準備をはじめる目安とされた。雪が雨に変わり、大地は雪解けの水に潤される。雪汁、雪消の水とも云われる。草木萌え動く、末候。ビタミンCや鉄分、カルシウム豊富な菜花が春の訪れを告げる。Commencement 開始。英米諸国の大学の…
2022年1月7日2022年1月7日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第342号 二〇二二年、令和四年、暦注干支で壬寅を迎える。 干支は東洋思想(中国由来)が生み出した世の理を知り、未来に備えるための暦のシステムである。 壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助け」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるということらしい。未来は既に決まったものと考える東洋思想が反映…
2021年12月25日2021年12月25日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第341号 二学期が終了する。短期間ではあるが、年の改まる冬期休暇。 有効有益な計画を立てて、しっかりと過ごしてほしい。 日本では冬を、初冬、仲冬、晩冬と三つに分けていた。今頃を仲冬、冬至初候、乃東生と呼び変化を楽しんでいた。 冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い。そしてこれから日が伸びていく。古代では、冬至が一年…
2021年11月17日2021年11月11日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第340号十一月、霜月。二十四節気では、霜降、立冬となる。七五三のお参り時期を迎える。私達は季節の移ろいをこまやかに感じとって生活を楽しみ、行事に願いを込めて身も心も豊かに生々と生きてきた。コロナ禍の圧迫、抑圧された閉塞感を何としてもこの古来の日本人の生活文化を復活させて乗り越えよう。 季節は金盞=金色の杯・水仙の花…
2021年10月20日2021年10月22日 自調自考を考える 「自調自考」を考える 第339号九月、長月。旧暦七十二候によると白露。秋分の季節に入る。残暑が引いて、本格的な秋となる。 古くは蜻蛉を「あきつ」と呼ぶ。秋の虫という意味で、蜻蛉の季節。そして十月、神無月。寒露。空気が澄み、菊の見頃。この時期、学校は学園祭(槐祭)を迎え賑わうのだが、コロナ禍の下で今年はなんとか実施できた。活動の内容は動画で記…